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リスクオフ(リスク回避)

元々は経済用語であり、リスク回避は英語ではrisk aversionとなります。リスクを取らないという意味で、リスクアバースとしてビジネス用語として日本語としても通じるようになっていました。しかし、相場の世界では、リスクオンに対比する言葉としてリスクオフが好んで使われています。

 

例えば、2017年の北朝鮮によるミサイル発射、2018年のトランプ大統領による貿易戦争への懸念などの地政学リスクや政治不安が起きると、投資家心理が萎縮します。その結果起こるリスク資産から安全資産への逃避行動を指します。

 

株式、特に途上国のもの、は売られ、比較的安全とされる債券、その中でも米国債など利率は低いが信用が高いもの、が買われます。金も同様です。投資家がリスクに極めて敏感な際には、キャッシュ、現金へと資金が流れ、投資家の現金比率が高まることとなります。

 

FXにおいては、スイスフランと円、さらにはドルが買われ、他の通貨は売られることとなります。特に経済状況がよくないのに高金利で投資家の資金を集めている新興国通貨、つまり、トルコリラ南アフリカランドやブラジルやアルゼンチンなどの中南米諸国の通貨は大きく売られることとなります。

 

スワップポイント狙いでこうした高金利の新興国通貨を買われている方は気をつけましょう。2018年はアメリカの金利が上昇し、トランプ政権の減税政策もあり、リーマンショック以来の超緩和政策でだぶついていた資金もアメリカに還流する動き(レパトリ)が出てきていますので、以前にもまして注意が必要です!

 
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