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ECB/ 欧州中央銀行


英語でEuropean Central Bankのことで欧州中央銀行と訳されます。ユーロ圏19カ国の金融政策はECB が決定します。

 

ユーロは共通通貨であるため加盟国から選ばれた委員長と委員からなるECBが各国の中央銀行に代わり金融政策を担っているわけです。

 

政策としては、他の中央銀行と比べてインフレ率に対して敏感だということが挙げられますが、これは主要加盟国のドイツがかつてハイパーインフレに苦しんだ時からの伝統となっています。

 

各国の中央銀行総裁6名からなる政策理事会により運営されています。現在の総裁はイタリア出身のドラギ氏です。

 

2017年末にはインフレ懸念から2018年からのテーパリング開始と2018年末でのQE打ち切りを発表、ユーロ高が進んだのは記憶に新しいところです。

 

しかし、最近のドイツの景気後退、ブレグジットがノー・ディールとなるという懸念、イタリア財政問題などから、2019年夏からの利上げへの雲行きは怪しくなってきました。年末にはドイツ経済の2ヶ月連続のマイナス成長も顕在化しました。

 

そして、2019年3月7日の理事会では、フォワードガイダンスを修正、利上げの時期を本年夏以降かから来年以降に延期、銀行向け低利融資(T LYRO)を再開すると発表しましたGDP見通しも1.7%から1.1%、インフレ率見通しも1.6%からに1.2%大幅下方修正されました。

 

ドラギ総裁の会見後にユーロは急落、中長期的にもユーロ安という雲行きとなってきました。その後もイタリアが2019年はマイナス成長に陥るのではという観測やドイツのさらなる景気の落ち込みが見られ、利下げもありえそうです。

 

豪ドルは中国景気不安定の影響と不動産価格の下落、イギリスはブレグジット問題を抱え、消去法的なドルインデックスの上昇が2019年も続きそうですね。

 

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