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スリッページ/スリップページ


英語ではslippageで日本語でもそのままスリップページと呼ばれています。滑るという意味の英語のslipに由来します。ネイティブ発音に近く、スリッページとも呼ばれているようです。

 

相場のボラティリティが大きい際などに成行注文で出したレートと実際の約定レートのズレをさします。逆指値注文が成立時に生じる指値と実際の約定レートの差も指します

 

通常成り行き注文でオーダーを出す際に0.1pipsなどと指定してオーダーを出すわけですが、スリップページが0.1pipsより大きいと約定されません。そこで1pipsなどに大きくすることになるわけですが、これでは投資家にとって不利な価格での約定となります。

 

そのため、1pips以下の差しかない各FX会社が数字を競っているスプレッドなどよりも約定率の安定=実際のスリップページが一番重要だと今井先生はおっしゃっているわけです。

 

流動性の低い月曜日朝のオセアニア時間、アメリカの雇用統計やスーパーチューズデーなどのイベントの発表前後などにスリッページが発生します。

 

ストップロスオーダー発生時などには特に相場が大きく動いているため、成行注文のような状況となり、指定した指値で約定されないことも珍しくなりません。相場の変動が大きければ大きいほど、スリッページは大きくなります。

 

損切り注文の際は想定より損失が大きくなりますが、反対に利益確定注文の場合は利益が大きくなります

 

例えば米国雇用統計の発表前に1ドル=100円だったとしましょう。逆指値を上は101円、下は99円に入れていたとします。想定外の結果により発表後についた最初の価格が101.23円とすると、約定価格は101円ではなく101.23円となるということです。この23銭がスリップページによる想定外の利益です。

 

このスリッページはFX証券会社により異なるので、以前はスリッページを操作していない良心的な会社を選ぶ必要がありました。近年は顧客からのクレームにより以前よりそうしたことは少なくなってきているようですが、それでもスリッページは会社によって異なります。

 

FX証券会社を選ぶ際にスリッページの評判を調べることが必要です!

 

2019年版6月版10の目的別8社比較(銀行口座や証券口座からの移管・スワップ等)

 

雇用統計などはそれほど差が無いでしょうが、先日のトルコリラ急落の際にはFX会社によってスリッページに大きな差がついたそうです。リーマンショックなどの歴史的事件が起きた際はもちろんですが、2019年1月3日のフラッシュクラッシュの際には数円以上の差がついたのは記憶に新しいところです。

 

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