Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

FX入門前に知っておきたいFX初心者の心構えの用語-序章-

FX入門前に知っておきたいFX初心者の心構えの用語-序章-
目次

はじめに

こんにちは、今井雅人の「FX常勝方程式」編集部です。このコラム「FX常勝方程式用語集」では、「FX常勝方程式」本文と対話形式の「FX常勝方程式の感想と解説」に登場する用語について解説していきます。

FX常勝方程式」本文と「FX常勝方程式の感想と解説」、そしてこの用語集に分からない用語が出て来ても大丈夫!青字の用語をクリックしたリンク先に用語の解説があるので、理解した上で本文や解説に戻ることができます。経済用語など難しい用語もわかりやすく解説してあるので、この用語集をマスターすればファンダメンタルズについても上司よりも詳しくなれる可能性大です!

 

各用語の英語の原語についても解説しますので、これを読んでいれば外国人の方ともFXの議論ができます!

また、単なる辞書にはとどまらず、各用語の名前の由来からその特徴、トレードの際の注意点まで、詳細に解説していきます!

FX入門者FX初心者の方は一度読んだだけでは専門用語を覚えるのは難しいでしょう。しかし、記事毎にその記事に初出の用語にはリンクを貼ってあるので心配はいりません。もうこの用語は分かっているという方は、リンクを無視していただければ邪魔にもなりません。50音順の索引による用語集も最終的には作成します。

 

本文や感想と解説を読んでも十分に意味を理解できないFX入門者やFX初心者の方から、FXでの勝利を獲得している中級者の方まで楽しめる内容となっています。こちらも、宜しくお願い致します!

ヘッジファンド

英語でもそのままズバリHedge Fund。投資用語には和製英語が多いのですが、これは欧米人と話してもちゃんと通じる正しい英語です。

ただし、日本では、アメリカ人が大好きな頭字語(FBIなど語句の頭文字だけを並べた略称)を真似てHFと略されることがありますが、これは和製英語です。英語ではHFはHydrogen Fluoride、日本語ではフッ化水素という毒薬・劇薬のことです。欧米人にこの言葉を連発すると、“アブナ〜イヒト”だと勘違いされかねないので、気を付けましょう!

第4章で今井先生が詳細に解説してくれますが、ヘッジファンドとは一言で言うと、FX相場に最も影響を与える投資家のことです。みなさんも、FXを始めると、このヘッジファンドの仕掛けてくる相場の操縦で、痛い目にあうことになるもあるでしょう。

そのため、このヘッジファンドの動きを予想できるようになるということが「FX常勝方程式」で最も重要な公式のひとつです。FX 仲間ができたら、みんなで次にヘッジファンドがどう仕掛けてくるかを議論して、彼らのシナリオを読んだ上で売買するのもありでしょう。

ちなみに、ヘッジファンドとは、投資家が預けた資金を元手に、レバレッジをかけてその数十倍の大量の資金を動かしてハイリスク・ハイリターンを狙う代替投資(投資信託)機関を指します。ヘッジは英語で避けるという意味ですから、元々はリスクを避けてローリスクローリターンを狙うという投資家という意味でした。しかし現在では、世界規模で様々な金融商品に投資をすることで、リーマン・ショックのように相場が暴落しても資産価値の減少を避けるという投資手法に由来しています。実際に、リーマン・ショックでも利益を伸ばしたシストレに特化したCTAと呼ばれるヘッジファンドもありますが、詳細は第4章本文をお読みください。

FX 曲がり屋

FXなどの投資の世界で使われる用語で、「ことごとく予想を外す人」のことです。アナリストエコノミストなどプロの評論家に対してだけでなく、一般投資家相手にも使われます。

この相場勘はもちろん、相場感もない「曲がり屋」を投資評論家やFX掲示板への投稿者、FX仲間の中に何人か見つけ、その方達と反対の投資行動を取ることを、プロのディーラーでも本当に行なっているそうです。これを投資格言では「曲がり屋に向かえ」とのこと、一般用語でいうと「反面教師にしろ」というやつですよね。

FX

英語のForeign Exchangeの略で、日本では正式には「外国為替証拠金取引」と呼ばれます。なぜFEでなくFXと略されるかというと、Exchangeはエクス(X)チェンジと発音されるからです。

上記のMBAのような、頭字語と呼ばれるこうしたアメリカ人が大好きな略語は、実は表記された頭の文字をつなげたのではなく、発音された頭の文字をつなげてあるのです。書くのは苦手で、喋るのが得意なアメリカ人のキャラクターから来ているということですね(笑)

また、FX海外ではFXよりもForexという呼び方が、より一般的かもしれません。例えば、FXの人気ニュースサイトの名称も“FX Live”ではなく”Forexlive”です。

話が逸れましたが、FXとは、FXを扱う証券会社に証拠金を差し入れ、その証拠金を元本として、ドルユーロなどの外貨と、または外貨同士の組みあわせで、通貨を売買することです。現在では、売買差益を得ることを主な目的としています。

2000年代はスワップポイント獲得を目的としたスワップ取引豪ドルやニュージーランドドルを対象にミセスワタナベの間で盛んでしたが、リーマンショックで大きな為替差損に見舞われ下火となりました。現在でも先進国通貨では米国の2%(2018年6月現在)が最高であり、行われていません。しかし、経常赤字国かつエマージング市場の通貨であるトルコリラが利上げにより2017年末に12.75%(17.75%、2018年8月)という高いスワップ金利となると、一気にトルコリラへのスワップトレードが盛んとなりました。8月10日にトルコリラは暴落、16円台をつけ、多くの投資家が強制ロスカットを余儀なくされたといわれています。

こうしたエマージング通貨へのスワップ取引やスキャルピングなどは投資ではなく投機であり、ギャンブルに近いといえます。この「FX常勝方程式」では将来の資産形成のための投資の一つの選択肢として先進国通貨でのスイングトレードをお勧めしています

MBA

Master of Business Administrationの略語で、日本語では経営学修士。大学と同様にマーケティング、ファイナンス、アントレプレナーなど専門を選ぶことができ、欧米では企業トップに就任するための必須タイトルと言われています。

特に米国では重要視されており、ハーバード大学、ウォートン・スクール(ペンシルヴァニア大学のMBAスクール名)、スタンフォード大学などが有名です。トップ20スクールが毎年ビジネスウィーク、ブルームバーグなどで発表されています。毎年発表の時期になると、在校生だけなく、卒業生もそわそわ、わくわくするそうです。

MBA、MBAとすぐ威張るので、Married But Availableの間違いでは?という冷ややかな意見もあるとか。日本では外資系以外ではほとんど重要視されておらず、かえって妬まれるとかいう噂もあるようです。

 

日本でもバブルの時代(1990年代前後)には金融機関を初めとして欧米の一流MBAに社員を派遣することがブームとなりましたが、バブル崩壊以降は下火となりました。

その後は、私費での留学生が多くなったのですが、私立の大学が多い欧米では、授業料だけでも2年間(MBAは通常は大学院であり2年間)で平均10万ドル(1000万円以上)もかかり、日本の企業に就職するのならメリットもほとんどないためか、日本からのMBA留学は減少の一途を辿っています。代わりにアジアからの派遣元として浮上したのが中国であり、日本の将来が慮られます

ファンダメンタルズ

中核、基礎を意味する英語のfundamentalから転じて、投資の世界では経済活動の根本的要因を指します。いわゆる、GDP、物価成長率(CPIや PPIなどの物価指数として発表)、失業率(雇用統計として最低賃金などとともに発表)、経常収支(貿易赤字などとして発表)、各国の金利、石油や金などの商品価格など日本経済新聞やブルームバーグなどでおなじみの指標のことです。

こうした指標をみながら相場の動きを分析するのがファンダメンタルズ分析です。このファンダメンタルズ分析は中長期のトレンドを読むには適していますが、短期にはあまり適しているとはいえません。数年の塩漬けにすることもある株式と異なり、長くても数週間が勝負のFXではこれだけで勝負するのは危険です。テクニカル行動心理学と方向が一致した時のみエントリーすることを習慣づけましょう!

キャッシュ・マネジメント

そのままズバリ、お金の管理という意味で使われています。MBAホルダーや外資系勤務の人、かつては商社の方などもそうでしたが、日本語でも大丈夫な用語(この場合は資金管理ですよね)なのに、英語を使いたがる傾向があります。まあ、それが発展して、日本語でも通じるようになることも多いので、悪いことではないのですが。ちょっと、カッコつけるなと言いたくなりますよね(笑)。

まずは、1回の取引で失っても大丈夫な金額を決めて、(証拠金の2~3%など)、それに合わせてポジション量と逆指値注文を入れるラインを計算してから取引に臨むようにしましょう。FX常勝方程式」で最も重要な公式のひとつです。

FX デモトレード(デモ取引)

英語ではdemo tradingです。demoとは、他人にあるもの(パソコンでもスマホでもなんでもいいのですが)がどのように作動するかというやり方を示すという意味です。そこから転じて、購買や入会を促すためのコンピュータープログラムにおけるサンプルという意味となりました。

そういうわけで、FXでのデモトレード元来の意味は、口座開設を促すためにリアルの資金は使わずに、専用口座に用意されたバーチャル(架空)の資金を使って、実際のトレードを体験できる架空取引のことです。資金としては日本のFX会社では数百万の資金が用意されているケースが多いようです。期間は1ヶ月程度が主流のようです

今井先生が書かれているように、プロでもまずデモトレードで練習を積み、実績をあげて初めてリアルの資金での取引を許されるのです。。近年はデモトレードを提供しているFX会社が多いので、まずはデモトレードでFX取引について学ぶのがオススメです!

ゲーム感覚で行えるので、デモトレードで楽しみながら相場の習性、FXの恐ろしさ、FX会社の取引画面への慣れなどについて学習し、自信がついたら本当の取引を始めるというのが理想かもしれません。というか、そうすべきです!

しかし、デモトレードは実際に行ってみればお分かりになると思いますが、緊張感がありません。実際のご自分の資金を動かしているわけではないので、負けても買っても感動が薄いわけです。今井先生が強調されているように、FX においてはメンタル面も重要です。そうした意味では、デモトレードは画面操作の仕方などを把握するまでなどに留め、取引について慣れた時点で、1000株単位以下で取引できるFX会社で実際のトレードを試すのもありかもしれません。あくまでも個人の性格や資金量によりますので、ご自分で決断ください。

ブレグジット(Brexit)

イギリスのEU(欧州連合)離脱を意味するBritain Exitを略したBrexitを日本語にしたものです。2016年6月23日に行われた保守党のキャメロン首相提唱によるEU離脱を問う国民投票の結果、離脱支持(52%)が残留支持(48%)を上回り、ブレグジットが決定しました。

この予想外の結果の背景には、EU参加国の国民にはEU内を自由に移動できる権利があり、労働者階級がポーランド、ルーマニアなどの東欧からの低賃金の移民が自分たちの仕事を奪っているという不満があったことです。年々増加する移民に不満を持つ層がいることは想定内でしたが、この点だけは、どの機関も予想できなかったのです。

本来なら労働者を代表する労働党がこうした労働者の不満を理解しているはずなのですが、1997年のトニー・ブレア首相以降、労働党は右傾化しており、保守党との政策の違いはほとんど見られなくなっていました。労働党のトップであるブレア首相はスコットランド出身ですが、父親は弁護士であり、「スコットランドのイートン校」と呼ばれていたパブリックスクール(階級社会であるイギリスにおいて、上流階級が通う私立高校。ラグビー発祥の地であるラグビー校、イートン校などの総称)を経てオックスフォード大学を卒業したエリートです。このような経歴の人物が保守党ではなく労働党の党首であったことが、ありえないことでした。こうして労働党は労働者からの支持を失い、彼等の民意を吸い取れなくなっていたのです。

EUからの離脱はイギリス経済を支えている国際的金融街シティの凋落など、イギリス経済の衰退につながる、離脱に賛成する国民は少数派だと保守党だけでなく、労働党の政治家も考えていたわけです。オバマ大統領の残留要請など国内だけでなく海外からの在留支持の声は大きく、前評判では、離脱反対派の勝利が予想されていました。しかし、こうした労働者階級の反対により(彼等が住む地域で最も賛成票が多かった)予想に反してブレグジットが現実となったわけです。

2019年3月の交渉終了期限に向け、EUとの話し合いが続いていますが、ブレグジットの方針や進展具合に関する当局者の発言により乱高下するという状況が続いています。現在はポンド相場へのエントリーはオススメめできません。

為替(FX)ディーラー

為替(FX)ディーラーというと、巨額のポジションを任され、自己売買を行い、その利益のある割合を収入としている一匹オオカミというイメージがあるかもしれません。

しかし、独立された元プロのディーラーを除くと、実際のところ多くのディーラーは銀行などの金融機関に属しています。そして、今井先生が後述されていますが、銀行のディーラーには3種類あり、みなさんがイメージしているポジションを任され、自己の裁量でトレードを行なっているディーラーはプロップディーラーと呼ばれる人達であり、すべてのディーラーが自身でトレードを行なっているわけではありません

ヘッジファンドなどの顧客とやりとりをして顧客に代わって為替の売買発注を行う人達は、カスタマーディーラーと呼ばれています。そして、カスタマーディーラーからの注文を受けて、例えばドル円の買いの場合はドル円を売る相手が必要となりますから、他の銀行の売り手を見つけて取引を行うインタバンクディーラーも存在します。

レンジ相場

英語ではSideways Marketと呼ばれる、いわゆる和製英語です。英語のrangeという範囲とmarketという市場を意味する二つの言葉の造語だと考えられます。直訳すると“ある範囲におさまる市場”というのでしょうか。日本ではボックス相場もみ合い相場とも呼ばれます。

トレンド相場とトレンド相場の間によく現れる、サポートラインレジスタンスラインが形成する平行線の中を変動する相場を指します。強力なサポートラインとレジスタンスラインが形成されたため、それを抜くことができず、その間の行ったり来たりを繰り返すわけです。

トレンドラインだけでは方向性がわかりづらいため、ボリンジャーバンドやインディケーター系の指標を併用することが必要とされています。レンジの上限あたりで売り、下限あたりで買うことを繰り返すと、コツコツと資金を貯められることもあります

しかし、レンジ相場はトレンド相場とトレンド相場の間に現れている現象です。一度上下どちらかのラインをブレイクしてトレンド相場に移行すると、相場が大きく動き、一気に貯金がなくなり大きな損失に繋がることが多いのです。

レンジ相場でポジションを持つときは油断せずに、逆指値注文は必ず入れることを習慣づけるようにしましょう。

トレンド相場

英語ではTrending Marketといい、そこから派生した和製英語です。Trendは方向、傾向という意味ですから、そこから転じて、上か下か、どちらか一定方向に動いている相場を指します。

上昇トレンドにある相場をブルマーケット、下落トレンドにある相場をベアマーケッと言います。ブル(bull)は英語で雄牛の意味で、ブルマーケットは雄牛が角を下から上に振り上げる仕草(闘牛を思い起こしてみてください)から取られました。ベア(bear)は学校で習ったように英語で熊を表しますが、ベアマーケットは熊が腕を上から下に振り下ろす仕草から名付けられました。

トレンド相場はある一定の規則性を持って、定期的に出現すると言われています。テクニカル分析のプロは、様々なパターンやトレンドラインから、トレンド相場を見つけようと必死になっています。レンジ相場からのブレイクを待ち受けているのです。

トレンド相場は、一定方向に、しかも大きく動くので、レンジ相場よりも簡単に大きく利益を上げられる相場と言われています。しかし、初心者にとっては、反対に大きな損失を出す相場とも言えるので、気を付けましょう。

休むも相場

元々、株式の世界で使われていた相場格言です。四六時中売買を繰り返していると、常にポジションを持っていることとなり、相場の見方が主観的となってしまいます。また、儲けた時はもっと儲けてやろうとなり、損した時は損を取り戻さねばと思うのが人の性です。その結果、相場観を見失ってしまい、大きな損失につながります。

相場から一歩引いた位置から、客観的に相場を見るためには、ポジションを持たない時期も持ちなさいという意味です。今井先生も語られているように、「本当に勝てると思ったときだけ勝負しなさい」という戒めの金言です

ボックス相場

英語ではSideways Marketと呼ばれています。英語のBox、箱に由来します。日本ではもみ合い相場レンジ相場とも呼ばれます。

トレンド相場とトレンド相場の間によく現れる、サポートラインレジスタンスラインが形成する平行線の中を変動する相場を指します。その二つの平行線に架空の二本の垂直の線を加えた箱の内部を相場が動いているように見えることから、名付けられました

 

強力なサポートラインとレジスタンスラインが形成されたため、それを抜くことができず、その間の行ったり来たりを繰り返すわけです。トレンドラインだけでは方向性がわかりづらいため、ボリンジャーバンドやインディケーター系の指標を併用することが必要とされています。ボリンジャーバンドの上限あたりで売り、下限あたりで買うことを繰り返すと、コツコツと資金を貯められることもあります。

しかし、ボックス相場はトレンド相場とトレンド相場の間に現れている現象です。一度上下どちらかのラインをブレイクしてトレンド相場に移行すると、相場が大きく動き、一気に貯金がなくなり大きな損失となることが多いです。ボックス相場でポジションを持つときは油断せずに、逆指値注文は必ず入れることを習慣づけるようにしましょう。

ポジポジ病

英語では同じ表現はないです(笑)。X君が簡単に説明してくれているように、特にFX初心者に多いのですが、常にポジションを持ちたがる習性を病気に喩えて名付けられたようです。

今井先生がご指摘なされているように、FXの目的は利益を上げることのはずなのですが、自分でも気付かぬうちに、いつの間にかトレード自体を楽しむことに変化してしまっていることに原因があるようです。また、常に負けが込んでいるFX初心者の方では、負けを取り戻さなければという焦りもあると思われます。ギャンブルやアルコール依存症と同じように、FXトレード依存症になっているという意味では、まさに病気です!Fさんも中毒症状があるような・・・。FXで勝利したければ、このポジポジ病にかからないことが必須です!

この言葉を考え出した方はある意味天才ですね!

FX ポジション

もう日本語になっているので、改めて説明する必要もないかもしれません。FXでは非常によく使われる用語です。位置、地位、場所などを意味する学校で習ったpositionが原語です。それが転じてFXでは保有する外貨ペア(例えばドル円)の量、いわゆる持ち高、を指します。買っている状況であるロング、売っている状態であるショートの2種類があります。

所有という意味の英語にpossessionがあります。サッカーファンにはお馴染みで、これもポゼッションとして日本語としてそのまま通用します。これが和製英語となり、ポジションになったのだと思っていたのですが、どうも違うようです。英語は難しいですよね〜。

新規に売買することを買い(または売り)ポジションを持つ、ポジションを建てるといいます。これがいわゆるエントリーです。

コツコツドカン

コツコツと稼いで、ドカーンと一気に損をすることをいいます。要因としては、X君が指摘しているようにレンジ相場で小さく勝って、トレンド相場にいつの間にか変わったのを見逃し大きく負けることもありますが、他にも1. ちょっと上がったらすぐ利確をするが、大きく下がっても損切りできないという行動経済学に起因するもの、2.損切りできない上にナンピンをしてしまう、3.ツキで勝っているだけなので最終的には負ける、4.シナリオがないため損切りラインも利確ラインもはっきりしていないなど、いろいろな要因が考えられます。

一言で言うと、まだFX初心者だということです。

ストップ・ロス・オーダー

FX会社にもよるでしょうが、通常は逆指値注文と呼ばれています。予想に反して相場が暴落したときに備え、損失を限定するためにポジションを持った際に入れる注文のことです。

ボックス相場だし、まあ動かないからいいかとこれを入れないでおくと、要人発言や地政学リスクなどで相場が急変すると、大きな損失につながります。特にポジションが大きい場合は、大変なことになります。

Fさんのようにならないためには、X君のように、必ずポジションを持った際には同時にストップ・ロス・オーダーを入れるというアクションを習慣づけましょうOCO注文を基本にするのも良いかもしれません。これも、「FX常勝方程式」のうちで最も重要な公式のひとつです。

逆指値注文

ストップ・ロス・オーダーとも呼ばれます。予想に反して相場が暴落したときに備え、損失を限定するためにポジションを持った際に入れる注文のことです。

ボックス相場だし、まあ動かないからいいかとこれを入れないでおくと、要人発言や地政学リスクなどで相場が急変すると、大きな損失につながります。特にポジションが大きい場合は大変なことになります。

Fさんのようにならないためには、X君のように、必ずポジションを持った際には同時に逆指値注文を入れるというアクションを習慣づけましょうOCO注文を基本にするのも良いかもしれません。これも、「FX常勝方程式」のうちで最も重要な公式のひとつです。

FX ボラティリティ

FXに限らず、金、石油などの商品、株式など、資産価格の変動率の大きさを指します。金融工学ではこのボラティリティを標準偏差で数値化していて、ボラティリティが大きいほど期待収益率から外れ、ハイリスクとなるとされています。この指数が恐怖指数(VIX)指数と呼ばれるものです。

過去のデータから算出されるヒストリカル・ボラティリティMBAのオプションの授業では必ず習うブラックショールズモデルなどから導き出されるインプライド・ボラティリティがあります。

2017年までは“適温相場”と呼ばれた、穏やかな上昇相場が続き、株式市場もFX市場もボラティリティが低かったのですが、2018年は一転してボラティリティが高くなっていて、初心者には難しい相場展開となっています。

FX デモトレード

リアルの資金は使わずに、専用口座に用意されたバーチャルの資金を使って、実際のトレードを体験できる架空取引のことです。近年はデモトレードを提供しているFX会社が多いので、まずはデモトレードでFX取引について学ぶのがオススメです!

ゲーム感覚で行えるので、デモトレードで楽しみながら相場の習性、FXの恐ろしさ、FX会社の取引画面への慣れなどについて学習し、自信がついたら本当の取引を始めるというのが理想かもしれません。というか、そうすべきです!

実際の資金を使わないので、精神力を養えないという意見がありますが、精神力は他の方法で養えるのでご心配なく。その手法については「FX常勝方程式」に度々登場します。

もみ合い相場

英語ではSideways Marketと呼ばれています。日本ではボックス相場レンジ相場とも呼ばれます。トレンド相場とトレンド相場の間によく現れる、サポートラインレジスタンスラインが形成する平行線の中を変動する相場を指します。

強力なサポートラインとレジスタンスラインが形成されたため、それを抜くことができず、その間の行ったり来たりを繰り返すわけです。そのため、もみ合い相場いう名前も生まれました。トレンドラインだけでは方向性がわかりづらいため、ボリンジャーバンドやインディケーター系の指標を併用することが必要とされています。

レジスタンスラインやボリンジャーバンドの上限あたりで売り、サポートラインやボリンジャーバンドの下限あたりで買うことを繰り返すと、コツコツと資金を貯められることもあります

しかし、もみ合い相場はトレンド相場とトレンド相場の間に現れている現象です。一度上下どちらかのラインをブレイクしてトレンド相場に移行すると、相場が大きく動き、一気に貯金がなくなり大きな損失となることが多いです。

もみ合い相場でポジションを持つときは油断せずに、逆指値注文は必ず入れることを習慣づけるようにしましょう

FX エントリー

欧米人にも通じる正しい英語と思われがちですが、実は英語のEntryという名詞、“入場”から名付けられたと思われる和製英語です。意味は、相場に入ること、つまり通貨ペアを買うか売るかのどちらかを選択して、ポジションを持つことです。例えば、109.5円でドル円を買いでエントリーしたというように用います。

ちなみに、英語では単にEnterという“入る”という動詞が用いられ、Enter the marketとなります。

How to find forex entry trigger?(和訳するとFX相場に入る銃の引き金=きっかけをどうやって見つけるか)やHow to look for forex entry signal?(和訳するとFX相場に入るサインをどのように探すか)などの使い方はありですが、Entryを連発するのはなしです。

相場がどのような動きをするのかシナリオを組み立て、チャートを睨みながら、ファンダメンタルズを気にしながら、そしてヘッジファンドなどの動向を考えながらどこでエントリーするか。このエントリーポイントによって、FXで勝利できるかの半分は決まると言ってもいいかもしれません。

このエントリーポイントを見極めることも「FX常勝方程式」の最重要公式のひとつでしょう。

FX エグジット(FX イグジット)

これもEntry同様和製英語です。英語のExitという“退場”という意味の名詞から名付けられたと思われます。Exitの名詞形というと”出口“を連想しますが、そうなると反対語は、Entryにも玄関、入り口の意味はあるにはありますが、一般的にはEntranceとなるので、退場と捉えるのが自然でしょう。ちなみに、ネイティブ発音に近いということで、イグジットという呼び方もあるようです。

意味は相場から退出すること、つまりポジションを手仕舞う(クローズする)ことです。ご自分で想定された利確または損切りラインで(これはあくまで理想で簡単ではありません)で保有している通貨ペアを決済することです。

相場が予想と反対に動いたときは、早めに損切りしなくては損失が大きくなります。予想通りに動いた際は、できる限り我慢して利益を大きくすることが必要です。

このエグジットポイントをどこにするかということが、エントリーポイントの見極めと並んで「FX必勝方程式」の最重要公式といえるかもしれません。

FX ブレイク

ブレイクとは英語の壊す、割るなどを意味するbreakの直訳です。ブレイクアウト(breake out)とも呼ばれます。FXなどの相場での世界ではそこから転じて、急激な価格の変動を意味します。暴落、暴騰のことで、急激な上昇と下落のどちらの意味もあります。ちなみに暴落については押しつぶすという意味のcrushという別の言葉が使われることも多いです。

アメリカが急に予期せぬ利上げを決定するなど、市場にとってサプライズとなるような政治や経済のニュースが入ると、相場は大きく動きます。そうした際には大量の買いや売りが入るので、それまでのレンジ相場を支えていたレジスタンスラインサポートラインを抜ける動きとなります。これがブレイクです。ブレイクが起きると、大きな損失につながるので、逆指値注文を必ず入れることが必須となるわけです。

特に週末に市場が休んでいるときにサプライズがあると翌週月曜の早朝にブレイクが起きることが多く、要注意です。後の章で今井様による詳細な解説がありますが、週末をまたいだポジションはできるだけ持たないようにすることも、「FX常勝方程式」の重要な公式のひとつと言えるでしょう。

FX 相場感

Fさんの説明にあるように、相場カンの“カン”には観るという意味の“観”、勘が鋭いの“勘”、感覚の“感”という3つの漢字が当てられます。それぞれ意味が違ってきますので、相手がどのカンについて話しているのかを、まず確かめるようにしましょう!

このうち、相場感は相場に対する“感覚”の意味で、野生の勘などという言い方をされる“勘”との違いが分かりにくいかもしれません。しかし、じっくり考えてみると、“勘”がどちらかというと先天的なものであるのに対し、“感”は経験を積むことによって養われる後天的なものという違いに気付くでしょう。

例えば、一見ニコニコしていい人そうに見える男の人を初対面で「あっ、この人ヤバイ」と“女の第六感”で気づける方もいますが、普通の方は気がつきません。これは“感”と書きますが、人間が本来備えている五感(目・耳・舌・鼻・皮膚による5つの感覚)を超えた能力を指していて、実は“勘”のことなのです。この“勘”は、その方の天性のものです。しかし、何度か同じようなタイプに会ううちに、「実はこういうタイプの人って危ないのよね〜」と気づけるようになるのは、経験を積んでいるからです。これが“感”です。経験を積んでいくうちに、男性に対する感覚が研ぎ澄まされていくわけです(笑)。

この“感”は、相場観同様、我々凡人でも身につけることができるものです。一緒に頑張りましょう!

 FX 相場勘

相場カンの“カン”には観るという意味の“観”、勘が鋭いの“勘”、感覚の“感”という3つの漢字が当てられます。それぞれ意味が違ってきますので、相手がどのカンについて話しているのかを、まず確かめるようにしましょう!

このうち、相場勘というのは、天性の直感のことです。神様から特別にその方に与えられえた能力です。もちろん、直感は誰しも持っているのかもしれませんが、女の第六感を持つ方、野生の勘を持つ方となると、100人に1人とか1000人に1人とか、ごく少数の方だけでしょう。個人的な意見ですが・・・・。

FXと麻雀、剣道との共通点」を振り返っても、今井先生はこの“野生の勘”が備わっている方だと思われます。本当に強い雀士の方というのは、ツキを呼び寄せる能力を磨いていることも確かでしょうが、「これはなんか危ないな〜」と定石通りには打たないで振込みを逃れる不思議な能力を持っているのだと、ずーと感じていました。

そういうわけで、この相場勘というのは、身につけようもなく、羨ましがっても仕方がないので、残りの相場観相場感をきっちりと身につけられるように頑張りましょう

FX 相場観

相場カンの“カン”には観るという意味の“観”、勘が鋭いの“勘”、感覚の“感”という3つの漢字が当てられます。それぞれ意味が違ってきますので、相手がどのカンについて話しているのかを、まず確かめるようにしましょう!

相場観とは、そのままズバリ「今後の相場をどのように観るか」、という証券業界用語です。現在の相場の置かれた状況を客観的に分析し、今後の相場をどのように予想するかということです。金利や為替のプロのディーラーであった今井先生はこの言葉がやはり馴染み深いのでしょうか、本文でもこの相場観を使われています。

ただし、(カン=勘)とも表記されているので、相場勘という野生の勘ともいうべき直感も重要だと思われているようです。相場を予測するのはアナリストエコノミストの仕事であり、為替(FX)ディーラーはそれに対して人間がどう動くかを予測するのが仕事だという文章も後述されています。

つまり、相場観だけあっても、相場を見通すことはできない。だから、年末年始の経済評論家の予測というのは、話半分に聞く程度がいいということになるのではないでしょうか?

相場観だけでは勝てないので、相場勘がない人は、相場感も身につけられるように経験を積んでいく必要があるようですね。

FX ドテン

ドテンは日本語の略語で、“途転”が訛ったものと言われています。漢字の意味そのままで、途中で転向するという意味です。FXでは、現在ホールドしているポジションを決済して、反対のポジションを取ることを指します。

例えば、ドル円の買いポジションを持っていたときは、買いポジションを手仕舞うだけでなく、さらに、反対に売りポジションを持つこととなります。

FXで成功されている方はこのドテンが得意で、相場が予想通りに動けば、上記の例ならまず買いで儲けて、さらに売りで儲けられるので、大きな利益をあげられることになります。

このドテンのタイミングを計るのが難しく、やはり相場観だけではなく相場感相場勘も必要なのでしょうね。生まれつき相場勘を持っていると思われる今井先生が羨ましいですね。

FX テクニカル

英語のtechnical analysisの直訳です。テクニカル分析の略で、政治や経済情勢などから相場を予測する前述のファンダメンタルズ分析と相反する考え方です。株式、FXなどの相場の世界で、将来の動きを過去のパターンから読み取ろうという分析手法です。

チャールズ・ダウが提唱したダウ理論が源流となっています。これは、ファンダメンタルズや市場参加者の考えはすべて市場価格の値動きに反映されるという考え方です。

市場価格、FXでは為替レート、の値動きを表したものがチャートです。つまり、テクニカル分析を好むテクニカル派は、まさにこのチャートとじっくりと取り込むこととなります

テクニカル分析は、上述のチャート分析、過去から研究されてきた様々なチャートな形状や様々なラインを引くことで相場の短期・中期・長期のトレンドを見分ける手法と、現在の価格と変動率などから相場の値ごろ感を測る手法と主に2種類に分けられます

テクニカルだけに頼らず、ファンダメンタルズやヘッジファンドがどう動くかなどを見極めた上でエントリーすることを心がけましょう!

金利

いわゆる利子や利息のことです。英語ではinterest rateと言います。金銭の貸借により支払われるまたは支払う対価のことで、%で表されます。

この金利のうちで、中央銀行の政策会議で決定される中央銀行から銀行へ貸し出す際の基準となるものが政策金利と呼ばれるもので、日本では公定歩合と同義です。基本的には、景気が良ければ高く、悪ければ低く設定されます。

10年以上の期間の長い債権や負債の金利が長期金利で、特に10年債は住宅ローンや貸付の基準となるもので非常に重要です。

FX においても、各国の国債の長期金利、特にアメリカの10年債の利回りが日々のFX動向を占う上でよく登場します。ドイツとアメリカの10年債の利回りの差も、ユーロドルの値動きでは重要です。また、ドイツとイタリアやスペインなどの利回りが開くとリスクオフとなりユーロ安となるので、これも要注意です、

初心者の方は、政策金利と長期金利を混同しないように気をつけてください。

GDP

英語ではGeneral Domestic Productの略で、日本語では国内総生産国家の経済力を示すために一番重要とされる指標です。GNP(General National Productの略で国民総生産)とよく混同されますが、GDPは海外での経済活動、例えばトヨタのアメリカ工場は含まれません。1980年代まではGNPが重要視されましたが、工場の海外移転が進んだ現在ではGDP が国力を測るための物差しとなっています。また、FXは異国間の為替取引ですので、そうした観点からもGNPよりもGDPが重要となります。

GDP世界一、つまり世界一の経済大国はもちろんアメリカで、日本は長らく2位につけていましたが、残念ながら中国に抜かれ、現在は世界第3位となっています。

国家の経済成長率を表す指標が、GDP成長率となります。インフレ率により実際の成長率は異なりますから、このインフレ率を考慮したものが実質GDP、考慮しないものが名目GDPと呼ばれています。

日本ではバブルが崩壊した1990年代以降のいわゆる“失われた20年”ではデフレが恒常化しています。実質GDPも平均してわずか0.6%成長、インフレ率はマイナス1.3%となっています。潜在成長率も機関により数字は異なりますが、1%に満たないという結果となっています。つまり、ほとんど成長していないし、今後も成長は見込めないということになります。

FX 行動心理学(行動経済学)

英語ではPsychological behaviorism(Behavioaral economics)と呼ばれます。心理学のアプローチのひとつで、人間の行動は、遺伝と環境、つまり罰や賞賛などの過去の人生、現在の状況などで説明できるというものです。条件反射理論である“パブロフの犬”で有名なパブロフも提唱者のひとりで、刺激を与えたときの反応が重要だそうです。人間は罰を与えるとネガティブな行動をとり、褒めるとポジティブな行動をとるようになるとのことです。

行動経済学は人間心理を研究し、理論化したもので、人間は損失があると賭けにでる傾向があるというプロスペクト理論が有名です。ナンピンはまさにこの心理から生まれた手法ですよね。

相場の世界では、市場参加者が次にどのように行動するのか、その心理を読むことが肝心だという意味で使われています。FXにおいては、実はこの行動心理学が、ファンダメンタルズやテクニカル以上に重要なようです。

太陽はひとりぼっち

イタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督による「情事」「夜」と共に「愛の不毛三部作」と呼ばれた名作です。アラン・ドロンの相手役のヒロインは、監督のミューズであるモニカ・ヴィッティ。そのアンニュイな雰囲気で、日本でも高い人気を誇っていました。ちなみに、「夜」のヒロインは昨年亡くなったフランスの名女優ジャンヌ・モローですが、モニカ・ヴィッティもパーティーが行われる屋敷の令嬢役として印象に残る演技を残しています。

三部作の中で一番オススメなのは実は日本ではあまり知られていない「夜」なのですが、この「太陽がひとりぼっち」も難解なストーリーが白黒の画面の中を淡々と展開していき、独特の雰囲気を醸し出しています。ドロンの役が証券取引所の仲買人なので取引所のシーンがあり、今井先生のお話に出てくるシカゴの先物取引所の雰囲気が伝わってきます。お時間がある時にぜひ観てみてください!

アナリスト

英語のAnalystの直訳で、分析するという意味そのままの職業です。銀行、証券会社、投資顧問会社などに属していて、自分が専門とする分野とその代表企業についての動向、収益予想、株価予想などを行います。一般には証券会社に所属し、専門分野やその企業についての顧客へのレポートを執筆するセルサイド・アナリストのことを指します。ファイナンス分野の高度な知識を要求されるため、MBAホルダーで金融業界の経験を有するのが一般的ですが、専門分野の有力事業会社の企画部門出身の方もおられます。また、銀行や生損保に所属し、自社のファンドマネジャーに情報提供することを任とするバイサイド・アナリストも実はアナリストです。

FXの世界では、アナリストは英語ではForex Market AnalystやCurrency Strategistと呼ばれ、政治や経済動向、チャートから想定される毎日の為替相場の動向や予想についてのコメントを書く仕事を指します。チャートなどテクニカルからの予想をするアナリスト、ファンダメンタルズからの予想をするアナリストと、そのスタイルは様々です。

エコノミスト

英語のEconomistの直訳で、いわゆる経済学者のことです。有名なイギリスの経済雑誌(正確には新聞とのことらしいですが、どうみても雑誌ですよね)も同名ですが、もちろん経済誌であることからそう名付けられました。

そこから転じて、中央銀行などの政府系機関や銀行、証券会社などの金融機関でマクロ経済を中心に調査・分析・予測を行う専門家を指すようになりました。アナリストと異なり専門分野を持たず、経済全般を担当しています。

大学院の経済学の博士号や修士号、MBAを取得した高学歴の方が多いです。しかし、今井先生がご指摘されているように、あくまでも評論家であり、その通りに相場が動くわけではないわけです。参考にする程度ならよいですが、その予測に過度に頼ることはやめた方がよいでしょう。相場勘は求められていませんので。

先物取引

英語ではfutures cotract。取引される特定の商品の将来の価値を予測し、定められた期日までに、現在決められた価格で過去の取引と反対の売買を行うことを約束した取引を指します。

売買により生じた差額のみを決済すること、取引所で行われること、株式と異なり売りから入れる、ことなどが特徴として挙げられます。例えば現物取引で買いを入れている時に先物取引で売りを入れると、リスクヘッジすることができるわけです。

コーンや大豆などの農作物、石油、金やプラチナなどの貴金属を扱う商品先物取引と国債や株価、金利などを扱う金融先物取引があります。FXもこの金融先物取引のひとつとされています。

sell the fact(事実で売れ)

“事実で売れ”のオリジナルの英語である“sell the fact”がそのまま日本語になったものです。なぜか、カタカナのセルザファクトではなく、そのままアルファベットで使用されることが多いようです。

指標が発表されたり、重要な会議が終了した直後には、すでにその事実は織り込まれて価格は上昇している。そこがピークなので、売りで入った方がいいという格言です。

しかし、実際にはまだ十分盛り込まれていなかったり、盛り込まれた以上のショックにより、さらに相場が上昇することもあります。見極めが必要です。そういうこともあるというぐらいに捉えていた方がいいかもしれません。

レジスタンスライン

英語ではresistance level。意味は同じで、レンジ相場においてその上限であり抵抗となっているある価格帯に引かれた平行線のことです。

相場がこのレジスタンスラインをブレイクしようとトライをして失敗をすればするほど、その抵抗は強くなり、ブレイクが困難になっていきます。反対に、一度このラインを上にブレイクすると、今度はこのレジスタンスラインがサポートラインとなり上限での抵抗となりますので、注意しましょう!

ボックス相場ではこのレジスタンスラインで買いポジション手仕舞い、また売りエントリーすることで、コツコツと利益を上げることができます。

しかし、急に何らかの外部要因でトレンド相場にあると一気にラインがブレイクされ、大きな損失につながりますので、気を付けましょう。逆指値注文は忘れずに!

G7

英語のgroup of sevenの略です。アメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、日本の民主主義を唱える西側主要5カ国によるG5にイタリア、カナダが加わってG7となりました。一時はロシアも加わりG8となりましたが、2014年に起きたロシアによるウクライナ領であったクリミアの自国領への併合後にロシアが排除され、現在は再びG7となっています。また、実際は7カ国だけでなく、欧州連合(EU)の代表も参加しています。

元々は7つの先進国のことを指すのですが、G7による会議という使われ方が多く、G7というと主要7カ国首脳会議というイメージがあります。英語で頂上を意味するsummitの直訳であるサミットとも呼ばれています

G7には首脳会議の他に財務大臣会議もあります。先日安倍首相が出席したのが首脳会議、麻生財務相が出席したのが財務相会議で、どちらもG7と呼ばれ紛らわしいですよね。

首脳会議は年に1度、議長国持ち回りで開催され、開催時期に重要とされた国際的な政治、経済課題が討議されます。2018年は6月にカナダで開催され、雇用、貿易、環境、性の平等などあらゆる問題が話し合われましたが、G1対G6と揶揄されたように、アメリカの鉄鋼・アルミニウムに課した関税問題で紛糾しました。貿易戦争が危惧されています。

米国家通商会議(NTSC)

National Trade Councilの略でトランプ大統領によって設置された通商政策のための新組織です。長年通商政策を担ってきた米国通商代表部(USTR、United States Trade Representative)とは別組織であり、保護主義を推進していく組織と思われます

長官のナヴァロ氏が中国脅威論者で日本の貿易黒字も問題視しているので、現在進行中の鉄鋼・アルミニウム関税問題や、中国との関税報復合戦で大きな役割を果たしていると思われます。困った組織ができたものです。

短期筋

短期の利益を狙う投機家(speculator)のことです。中長期投資を狙う投資家(investor)と区別されます。英語で言うspeculatorとは、一方向に動く相場で利益を得るのが常であり、それに対してhedge fundは分散投資によりリスクをヘッジするわけですから、元々は短期筋とヘッジファンドは相反する存在でした。

しかし近年は、ヘッジファンドというと短期の利益を得るために相場を仕掛け、一方向に動かすというアクションを起こすので、短期筋の代表格と言われていることが多いようです。

FOMC

英語でFederal Open Market Committeeの略で、連邦公開市場委員会のことです。アメリカの中央銀行であるFRB(連邦制度理事会)の理事7名やニューヨークなど主要地域の連邦準備銀行総裁5名で構成されています。

年8回、2日間に渡り開催され、最終日には政策金利が発表されるので、FX投資家にとっては非常に重要な会議となっています。前回2018年6月13日(日本時間14日午前3時)の発表では政策金利が2%に引き上げられました。また、今後は発表後にFRB議長の講演も行われることとなりました。

ECB

英語でEuropean Central Bankのことで欧州中央銀行と訳されます。ユーロ圏19カ国の金融政策はECB が決定します。

ユーロは共通通貨であるため加盟国から選ばれた委員長と委員からなるECBが各国の中央銀行に代わり金融政策を担っているわけです。政策としては、他の中央銀行と比べてインフレ率に対して敏感だということが挙げられますが、これは主要加盟国のドイツがかつてインフレに苦しんだ時からの伝統となっています。

各国の中央銀行総裁6名からなる政策理事会により運営されています。現在の総裁はイタリア出身のドラギ氏です。

buy the rumor(噂で買え)

“噂で買え”の元の英語で表現であるbuy the rumor”がそのまま日本語になったものです。例えば、アメリカの金利が次回のFOMCで上がる確率が高いという噂になった時点で先回りをして、ドル円を購入しなさいという意味です。

事実で売ると組み合わせて、「噂で買って、事実で売る」「buy the rumor, sell the fact」という使われ方もされます

しかし、実際には逆の動きをすることもあるので見極めが必要です。あくまでも、そういうこともあるということを頭に留めておく程度にしておくべきです。実際の判断はファンダメンタルズテクニカル、そして行動心理学を規範にしましょう!

ベアマーケット(ベア市場)

英語のbear、熊のことです。ブルマーケットとは相反するのですが、株式やFXなどの相場の世界では弱気、下落の市場をベアマーケットと言います。ベア市場では投資家の間に厭世観ともいうべき雰囲気が漂い、それがさらに相場を下落させるという悪循環に陥ります。熊が前足を上から下に振り下ろす仕草から名付けられました。

ベア市場には4つの段階があります。最初が、高値で投資家がハイな気分となり、売り抜ける局面です。次に、相場が急落し指標も悪くなり、パニックになる投資家も現れる状態です。さらに、短期狙いのヘッジファンドなどが資金を入れ、相場が一時的に上昇します。そして、その後、ゆっくりと下落していきます。

第3段階で短期筋に吊られて買いを入れるまたはナンピンを入れたりすると、第4段階で大きな損失を被ることとなります。第3段階で買いを入れた場合は、第2段階までの損失を多少は減らせるだけと割り切り、すぐにポジションクローズする、またはドテンすることが大切です。気をつけましょう!

ブルマーケット(ブル市場)

英語のbull、雄牛から名付けられました。ベアマーケットと反対に強気相場、上昇相場のことです。相場関係者は当然強い上昇相場を歓迎しますから、ウォール街(広義のウォール街、同名の通りには面していないです)にはチャージング・ブルと呼ばれる有名な雄牛の銅像があり、観光スポットとなっています。ニューヨークに出かけた際は是非訪れて一緒に写真を撮ってください。また、メリル・リンチというアメリカの大手証券会社のロゴにもブルが使われています。

名前の由来は、ベアマーケットと同じで、敵を攻撃する際の仕草から来ています。雄牛の場合は、角を下から上に振り上げることから名付けられました。

ブルマーケットは経済が好調で、投資家が楽観的となり、強気の時に出現します。現在のアメリカの株式市場のように数年も続くことがあります。

ただし、95年から2000年の間に5倍になったナスダック市場は2000年のITバブル崩壊で急落しました。FAANGに牽引され、ナスダック市場はリーマン・ショック急落後の2008年を底に10年間も上昇基調が続き、2018年7月現在も市場最高値を更新し続けています。市場価値も4倍を越えてきています。金利も上昇基調にあり、2000年との類似性からも、そろそろナスダックのブルマーケットも終焉を迎えるとの声もあります。FXにも当然影響するので、くれぐれもご用心を!

サポートライン

英語ではsupport level。意味は同じで、もみ合い相場においてその下限であり抵抗となっているある価格帯に引かれた平行線のことです。

相場がこのサポートラインをブレイクしようとトライをして失敗をすればするほど、その抵抗は強くなり、ブレイクが困難になっていきます。反対に、一度このラインを下にブレイクすると、今度はこのサポートラインがレジスタンスラインとなり上限での抵抗となりますので、注意しましょう!

レンジ相場ではこのサポートラインで売りポジション手仕舞い、また買いエントリーすることで、コツコツと利益を上げることができます。

しかし、急に何らかの外部要因でトレンド相場にあると一気にラインがブレイクされ、大きな損失につながりますので、気を付けましょう。逆指値注文は忘れずに!

FX pips(ピップス)

英語ではpipです。日本ではなぜかその複数形がそのまま日本語として使われています。表記される場合は、カタカタよりも、アルファベットでそのまま使われる方が多いようです。ピップスと読みます。

FXで使用される値動きの最小単位のことです。たとえば円でしたら1ドル=110.129と表示されます。しかし、一番小さな桁である9は小さい文字で表示され、スキャルピング以外で運用される方は1ドル=110.12円で売りポジションを持ったと表現されるでしょう。この大きい文字で表示される単位がpipsということです。円の場合は1円=100pipsとなりますから、1pips=1銭となります。

ユーロドルの場合はどうでしょうか?例えば1ドル=1.15614と表示されます。しかし、最後の4は小さい数字でありドル円と同様、現在1ユーロは1.1561ドルだと表現されます。もし1ユーロが1.1500ドルになれば61pips下落したこととなります。

つまり、通貨の単位の100分の1、1%の値動きが、ピップスということになります。

FX スキャルピング

英語のscalpingの直訳です。アメリカ・インディアンが戦いで行なっていた、勝利のシンボルとするために敵の頭の皮を頭髪がついたまま薄く剥ぐ行為から名付けられました。インディアンが出てくる昔のハリウッドの西部劇では大抵はそのシーンがあるので、興味がある方はどうぞ!

そこから転じて、1日に数十回から数百回ものトレードを繰り返すFX投資方法を指します。通常は数分ですが、数十秒に1回の超短期トレードを行うこともあります。そのため、1回の取引の利幅は非常に小さくなります。

また、指標としてtickという価格変動ごとに変化する秒単位に動くチャートや1分足を用います。アメリカの失業率などの経済指標発表後の大きく動くタイミングを狙って仕掛けるスカルパー(デイトレードを主とするデイトレーダーに対してスキャルピングをする投資家を指します)もいるようです。一回の取引で数pipsを狙いますが、1から3pipsなどより小さくその代わりレバレッジを最大限にするなど、スキャルピングと一言で言っても、人によりやり方は色々のようです。「塵も積もれば山となる」という投資方法です。

もちろん、一時もコンピュータやスマホの画面から目を離せませんから、専業FXトレーダーにしかできない手法です。まあ、上述の失業率発表の時だけならサラリーマンの方でも可能でしょうが。

スキャルピングは1日に何十回もの取引を繰り返し、強い精神力と体力を要求されます。上級者向けの手法のため、この「FX常勝方程式」本文ではあまり触れられていません。

FX デイトレード

日本語では略してデイトレと呼ばれることもあります。株式やFXなどのトレードを生業とするデイトレーダーという言葉も、一時期話題となりました。このデイトレーダーの方が行うスキャルピングと並ぶ投資手法を指します。英語では少し異なりday tradingといいます。

1日に1回から数回の取引を行い、その日のうちにトレードを完結させることから名付けられました。主として5分足、10分足、30分足を参考にしてトレードを行います。アメリカでは1日の目標は10から最大でも50pipsですので、1回の目標はせいぜい10pipsと言えるでしょう。

このデイトレもスキャルピングほどではないですが、1日中相場に張り付いている必要がありますので、FX専業トレーダー向けの手法です。また、精神力、体力の両方必要ですので、中級者以上にオススメの手法です。アメリカではデイトレードによる破産者の増加と犯罪が社会問題となっているようです。

今井先生の解説にもありますように、サラリーマンの方はスイングトレード中心として、デイトレードはたまに行うに留めてはいかがでしょうか?

FX スイングトレード

英語ではswing trading。数日から数週間の間ポジションを維持する中期のトレード手法です。日本では数ヶ月の場合もスイングトレードと呼ばれることもあるようです。ちなみに、アメリカでは、数週間から数ヶ月、時には数年のポジションを持つ投資法はposition tradingと呼ばれ区別されています。

途中には当然、アップダウンがあり、含み損を抱えることもあるので、我慢が必要となります。反面、デイトレードと異なり1度に100pips(円がらみの取引の場合は1円に相当する)以上の大きな利益を目指しますので、ポジションをより少なくして含み損も大きくならないなどの工夫が必要です。例えば、100pips予想と逆に相場が動いても損切りにならないようなレベルに逆指値注文を置けるように、ポジションを調整するということです。

デイトレードが30分足までを使用していたことからお分かりいただけると思いますが、スイングトレードでは1時間足、4時間足、8時間足、日足や週足を指標として用います。運用期間が数日から数週間(日本では数ヶ月)と幅がありますので、使われる指標にも幅があるということです。

デイトレードという言葉が一般にも流布しているので、FX はデイトレードが主流だと思われていたかもしれませんが、実はこのスイングトレードが一般的です。また、相場に張り付けないサラリーマンの方にもオススメです。この「FX常勝方程式」でもスイングトレード中心に解説してあります。

リスクオン(リスク選好)

かつてはリスク選好と呼ばれていましたが、近年は英語のrisk onがそのままリスクオンとなり、日本語としても通じるようになっています。

リスクを取るという意味で、政治や経済の相場に与えるリスクが低いと投資家が判断すると、リスク許容度が高まり、強気となります。この結果起こる安全資産からリスク資産へ向かう動きを指します。リスクオフの反対ですね。

リスク資産である株式は買われ、反対に安全資産である金や債券は売られます。株式の中でも、特に金利の高いエマージング市場の株式に資金が集まります

FXにおいては、新興国通貨をはじめとして、ユーロやポンド、豪ドル、ニュージーランドドルは買われます。売られるのは安全資産とされるとスイスフランです。ドルはこの二つの通貨に対しては売られますが、他の通貨に対しては買われるのでドルインデックスは上昇しますから、安全資産といえるでしょう。また、負の相関である金との関係で考えても、金が売られ、ドルが買われるということになります。

リスクオフ(リスク回避)

元々は経済用語であり、リスク回避は英語ではrisk aversionとなります。リスクを取らないという意味で、リスクアバースとしてビジネス用語として日本語としても通じるようになっていました。しかし、相場の世界では、リスクオンに対比する言葉としてリスクオフが好んで使われています。

例えば、2017年の北朝鮮によるミサイル発射、2018年のトランプ大統領による貿易戦争への懸念などの地政学リスクや政治不安が起きると、投資家心理が萎縮します。その結果起こるリスク資産から安全資産への逃避行動を指します。

株式、特に途上国のもの、は売られ、比較的安全とされる債券、その中でも米国債など利率は低いが信用が高いもの、が買われます。金も同様です。投資家がリスクに極めて敏感な際には、キャッシュ、現金へと資金が流れ、投資家の現金比率が高まることとなります。

FXにおいては、スイスフランと円、さらにはドルが買われ、他の通貨は売られることとなります。特に経済状況がよくないのに高金利で投資家の資金を集めている新興国通貨、つまり、トルコリラ南アフリカランドやブラジルやアルゼンチンなどの中南米諸国の通貨は大きく売られることとなります。

スワップポイント狙いでこうした高金利の新興国通貨を買われている方は気をつけましょう。2018年はアメリカの金利が上昇し、トランプ政権の減税政策もあり、リーマンショック以来の超緩和政策でだぶついていた資金もアメリカに還流する動き(レパトリ)が出てきていますので、以前にもまして注意が必要です!

ミセスワタナベ

日本の個人投資家のことです。かつて、東京為替(FX)市場で、特段の材料もないのに主に円売りの動きが起こることがしばしばあり、一般の個人投資家の存在が、プロの間でも注目され始めました。さらに、2007年には、FXで大きな利益を上げた主婦の脱税事件が大きく報道され海外で「ミセスワタナベ」として認知されるようになりました。

その投資スタイルには、当時は金利が7〜8%と高金利だった豪ドルやニュージランド・ドルのスワップトレード」、「逆張り」、「円売り外貨買いが主体」という3つの特徴があります

この円売り外貨買い手法につけこんだ手口も、出てきました。「ミセスワタナベ狩り」と呼ばれるものです。個人投資家が円売り外貨買いのポジションを膨らませているとき、日本が寝静まっているニューヨーク時間終盤からオセアニア時間の早朝を狙って、ヘッジファンドが円買いを仕掛けるというものです。

2011年3月17日朝5時過ぎ、ニューヨーク時間が終了するという頃、1ドル=79円80銭ほどをつけていたドル円相場は一気に76円台まで急落、76円25銭の史上最高値をつけ、1995年4月のそれまでの最高値1ドル=79円75銭を16年ぶりに、大幅に更新しました。しかし、まるで何事もなかったかのように、同日の朝10時ごろには1ドル=79円台まで戻ってしまったのです。日本の個人投資家のロスカットを狙って、ヘッジファンドが仕掛けたのだといわれています。

世界のFX会社の取扱い額において、日本のFX会社がトップを含めて多数上位にランクインされています。日本においてFX取引を行う個人投資家の人数も上昇傾向を維持しており、ミセスワタナベの存在感もさらに大きくなってきています

FX 手仕舞う( FX クローズする)

英語ではclose position、日本語ではここからクローズするとも言います。相場から退出するエグジットも同じ意味です。

株式やFX取引において、利益確定や損切りのために保有する建玉(ポジション)を決済することを指します。この他にリスク回避のために手仕舞うこともあります。今井先生のお話では、銀行では経験の浅いうちは特に週末をまたいだポジションを持つことは許されず、必ず手仕舞うように指導されていたとのことです。

週末に要人発言やG7などのイベントで予期せぬ為替変動要因が発生すると、週明けの月曜日に、相場が保有するポジションと反対の動きをすることが起こり得ます。特に2018年はトランプ大統領のツイートは要注意です。週末やGWなどの長期休暇の前には必ずポジションを手仕舞うという習慣を身につけましょう!

勝って驕らず

そのままズバリで、勝利しても慢心することなく。気を引き締めましょうという意味です。「負けて腐らず」や「負けて悔やまず」と一緒に使われることも多いようです。英語ではto win with modestyです。

類似格言としては「勝って兜の緒を締めよ」があります。

遠慮は当たり、天狗は外れる

勝って奢らず」と同じ意味の株式などの相場関係者の間で流布しているいわゆる「相場格言」のひとつです。トレードが上手くいっている時にこそ、いい気になって天狗のように思い上がることなく、謙虚な気持ちを忘れないようにという、戒めの言葉です。気をつけましょう!

辛抱する木(気)に金がなる

「辛抱する木に金がなる」は、一般のことわざです。木と気をかけている言葉なので、今井先生は本文では、かっこ内に気の文字を当てています。

何事も我慢強く努力していれば、いつか報われて、財産も手に入るという意味です。類義ことわざに「石の上にも三年」があります。

ウォール街

英語ではWall Street。アメリカのニューヨークの中心であるマンハッタン島の南端に近いロウワー・マンハッタンにに位置する一つの通りのことですが、通常はその周辺地域を含むロンドンのシティと並ぶ世界金融の中心地を指します。

ニューヨーク証券取引所、ニューヨーク連銀を筆頭に、世界中の金融機関が拠点を構えています。ブル・マーケットの象徴である雄牛の銅像であるチャージング・ブルもあり、自由の女神像行きのフェリーが出港するバッテリー・パークもすぐそばです。ニューヨークを訪れた際は是非訪れてください。

FAANG

ナスダック市場で最も人気の高い5つのIT株であるFacebook、Amazon、Apple、Netflix、Googleの頭文字を取って名付けられました。アメリカの放送局であるCNBCのキャスターが初めて用いた際はアップルを除いた4銘柄を指し、FANGと呼ばれていました。

2018年にはナスダック全体の4分の1を超えたその時価総額だけでなく、成長率でも群を抜いており、バークシャー、ソロスなどの有名ファンドがポートフォリオに取り入れています。8月2日にAppleが史上初の時価総額1兆ドル企業となり、9月4日にはAmazonが続きました。

リーマンショック後にアメリカでも1980年代から2000年代に生まれたミレニアル世代は経済的に困窮し、学生ローンの返却にも苦しみましたが、自分達の生活に欠かせないこのFANNG株に投資することで経済的にも余裕ができたといいます。例えば、Amazonを例にとると、それまでもブル市場が続いていたにも関わらず、その株価は2017年5月から18年9月までの僅か1年4ヶ月で2倍となっています。日本でも氷河期世代がトルコリラやビットコインへの投機ではなく、自分たちの愛する会社への投資ができる環境が整えればばいいのですが。日本にFAANGに当たる会社はあるのか、それともFAANGに投資するべことを推奨するべきなのでしょうか?

ミレニアル世代

英語では千年を意味するmillenial、1980年代から2000年初頭に生まれた世代を指します。その嗜好がそれまでの世代と全く異なるため、マーケッター泣かせの世代と言われています。ほとんどのものには興味を示さないのが特徴で、イギリスやアメリカでは、ダイヤモンドからナプキンや石鹸まで、またミレニアル世代が〇〇を殺したという記事がよく見られます。

彼等の特徴は我慢と節約!家も車も持たず、ブランド品にも興味がなく、結婚も遅くてもよく、テレビは見ない、ジョギングやゴルフもせず、レストランにもあまり行かない!ソーシャルメディアのおかげで、世界的に類似性があるのがそれ以前の世代との違いだと言われています。

Facebookが買収したLineのようなメッセンジャーWhatsAppでAppleのiphoneで友人と連絡を取り、映画館も行かずケーブルテレビには入らずにテレビではなくAppleのMacやiPadを使ってNetflixで済ませ、デパートに行かずにAmazonで買い物、何か知りたければGoogleで検索。彼等の生活にFAANGは欠かせません。

投資にも興味がありますが、自分達が素晴らしいと思うFAANG株や社会的に有意義な会社に投資したいなど、以前の世代より若いですが精神的に一つ上をいっている世代だと思えますね。

ノーポジション(ノーポジ)

和製英語で、no positionがそのまま日本語となったようです。ポジションがNO=ない、つまり、ポジションを持っていないことを意味します。略してノーポジです。

英語ではsquare positionです。squareは家の広さを表す平方メートルをスクエアメートルと呼ぶように元々は正方形のことを指します。そこから転じて、まっすぐな、正直な、公平な、という意味もあります。そこからFX世界ではポジションが偏っていないという意味になりました。

そういうわけで英語ではスクエアやフラットも同じsquare positionと呼ばれますが、日本では区別するために別な用語を誰かが考え出したということですね。FXなど相場の世界でも日本語の方が英語よりも奥が深いわけです。