FXで勝ち続けるために精神力を高めるの用語-第2章-

FXで勝ち続けるために精神力を高めるの用語-第2章-

米国雇用統計

英語ではCurrent Employment Statistics。アメリカ労働省の統計期間により通常毎週金曜日に発表される米国のみならず世界で最も注目される経済指標です。失業率、労働時間、賃金など雇用に関する様々な指標が発表されます。。

このうちFX市場で最も大事な指標は非農業部門雇用者数です。農業以外の職業への従事者がどの程度職につけているかを示すもので、前月比の変動数に注目が集まります。最近は完全雇用に近づいているためインフレへの関心が強く、非農業部門時間当たり賃金が注目されています。通常は市場予測よりよければドル高、悪ければドル安となります。

しかし、市場は色々な解釈をするので、非農業部門雇用者数の伸び率が高くドルが上昇したと思ったら、その後の失業率が悪かったので下落するなど乱高下することが多いので気をつけましょう。特にセオリーど逆のご自分の予想と異なる動きをして熱くなると高値買い、その後下がって底値売りとかにもなりかねません。発表からしばらく経ってトレンドが見えてきてから動くことをオススメします。

バイオリズム

英語ではbiorhythmで、そのまま日本語になりました。精神や肉体のの好不調を単純な周期で説明しようというものです。19世紀後半にドイツで提唱され、アメリカで1970年代に流行したものが日本にも伝わったようです。誰でも耳にしたことはありますよね?

正確には心理面、肉体面、感情面の3つの面における能力発揮に、この周期的リズムが影響を与えるという理論です。バイオリズムの提唱者は、我々の生活はこの3つの周期に支配されていると主張されていますが、科学的根拠は立証されていません。

通常のバイオリズム理論ではこの心理面、肉体面、感情面という3つを用いていて、肉体リズムは23日、感情リズムは28日、知性リズムは33日の周期をもつとされています。ちなみに、感情リズムの28日というのは女性の生理期間と同じだということです。この3つの波はサインカーブのようにボトムからピーク、ピークからボトムををそれぞれの周期で繰り返すわけですが、このカーブは+100%からー100%の間を変動します。ゼロとなる時期が好調期と不調期の入れ替わりの時期なので不安的になり、注意が必要とされてます。しかし、基本的にはプラスが好調期間、マイナスが不調期間となります。

相場感や相馬勘など、相場には理論では科学的に証明できないことが多いです。このバイオリズムをFX投資に生かして、絶頂期には大きく勝負に出て、不調期にはポジションを少なくするとかポジションを持たないなどの手法を試してみるのもありかもしれませんね。

FX 騙し(ダマシ)

英語ではfake outです。株や為替などのテクニカル分析の中でも特にFXで使われる用語です。相場がサポートラインレジスタンスライン、後述のボリンジャーバンドなどをブレイクしたといったシグナルが出たためにエントリーしたところ、相場が予想と反対の動きをするというものです。騙された〜となるため、日本では騙しと呼ばれています。

騙しはプロを含めた多くのトレーダーが重要なポイントと思っている場所をブレイクしたことになるため、参加者が多く、動きが加速化し大きな損失に繋がることが多いです。また、今井先生が後述されていますが、CTAなどのプロの投資家が使用している大規模な自動売買プログラムがこうしたチャート上の重要ポイントを狙っているため、以前よりダマシが増えているとのことです。

FX初心者はもちろん、せっかくチャートを読めるようになったと自信をつけた中級者も騙しには多く引っかかることになります。必ず逆指値注文を入れる習慣をつける、入れていないときは反対に動いた場合はこれは騙しだと考え、すぐに損切りして手仕舞いをするように心がけましょう!すぐに勇気を持ってクローズできるかどうかが運命の別れ道です!

 

CTA

ヘッジファンドの一種で、英語のCommodity Trading Advisorの略です。直訳すると商品取引アドバイザーとなり、元々は穀物や原油、貴金属など商品先物専門の運用業者でしたが、現在では運用先の幅を広げ、商品だけでなく、株式、債券、FXなども扱っています。

MITなど理数系一流大学出身の“天才”が、統計学や金融工学に基づき、独自に開発した自動売買プログラムに基づいて、24時間365日休まずに売買を行う、いわゆるアルゴリズム取引を行なっています。彼ら数字の専門家が、過去の価格の動きから株式や為替(FX)市場の癖のようなある一定のトレンドを見つけ出し、そのトレンドに応じた投資を行い、収益をあげるわけです。したがって、投資手法は、トレンドフォロー型(順張り)が基本です。

CTAが注目されるきかっけとなったのが、2008年のリーマン・ショックです。当初はアメリカのローカルな問題と捉えられていましたが世界金融危機に発展、日経平均がわずか1ヶ月で半値以下、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500は2008年通年で前年比37%も下落、それまで大きな利益を挙げ続けてきたヘッジファンドも軒並み大きな損失を計上しました。しかし、こうした環境下で、バークレイズ・インデックス(Barclay Discretionary Traders Index)のようなCTAによる指数は、10%以上も上昇しました。人間の手を介さず、自動売買プログラムによったCTAのアルゴリズム取引手法が、リーマン・ショックのようなマーケットがパニックを起こしていた状況では有効だった、ということです。

その後、CTAの運用額は増え続け、2011年には約3兆5千億円(320億ドル、バークレイズ調べ)だったのが、2014年には約21兆円(1900億ドル、ユーレカヘッジ調べ)と急成長を続けています。マーケットでも最も注目される存在となっています。