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FX入門〜初心者は心理的コストを鑑みながらエグジット戦略を考えることが必要


FXに限らず相場では手仕舞いをしないと利益も損失も確定しない

 

FX入門者から初心者脱却を目指す方向けの、資産運用・分散投資としてのおすすめ始め方・やり方講義第7章「今井流FX常勝売買手法中級」の第4回目は前回のエントリー戦略に続いてエグジット戦略についての解説です。

 

買ったものは売り戻す、売ったものは買い戻す。FXに限らず、相場では手仕舞いをしなくては、トレードは終了しません。つまり、エグジット(出口)戦略を考えなければ、利益も損失も確定させることはできないのです。

 

一度相場に入ったのなら、どのようなタイミングで出ればいいのかを、常に考えておく必要があります。エグジット戦略を考える場合は、必ずコストを含めたうえでプランを立てることが大切です。

 

FXに必要なコストとは通常はスプレッドと為替手数料

 

FXや外貨預金などの為替取引に必要なコストは3つあります。

 

ひとつは、売り買いのスプレッド(差額)。

 

FXなどで提示されている為替レートは2Wayプライスといって、米ドルの場合「Bid(売)115.200 Ask(買)115.203」というように、外貨の売値と買値が同時に表示されます。これは投資家の側から見れば、「1ドル=115.200円でドルを売れる」「1ドル=115.203円でドルを買える」という意味です。

 

そして、両者のスプレッドである0.3銭がドルを売買するのに必要なコストとなります。

 

次に、為替手数料。これは外貨を売買するのに必要なコストで、FX(外国為替保証金)会社や銀行によって異なります。FXでは近年は無料の会社がほとんどですが、外貨預金の場合1ドルにつき片道1円も取る場合もあります。

 

第3のコストが心理的コストとでもいうべきもの

外貨取引のコストは基本的にこの2つですが、ここでは第3のコストについても触れておきましょう。それは、「心理的コスト」とでもいうべきものです。

 

図5 心理的コストとは…
図5 心理的コストとは…

 

FXにおいて買いでエントリーした場合、相場が上昇しているときは利食いを、下落しているときは損切りをするわけですが、人間の心理として利食いは早く、損切りは遅くなる傾向があります。

 

例を挙げると、1ドル=120円までドル高が進む余地があるのに、それより手前の1ドル=118円でポジションをクローズしてしまうのです。逆の場合は、1ドル=115円でエグジットするべきなのに判断が遅れてしまい、1ドル=113円でようやく決済できたということになります。

 

繰り返しになりますが、人間は誰しも早めに利益を確定させたいと考えるようです。このままポジションをホールドすればより大きな利益を獲得できるかもしれない、しかし、逆に損失へと転じるリスクもある。そのため、早めに利食いを実行することで安心したいという心理が作用するのでしょう。

 

こうした判断のタイミングがずれることによって生じるコストのことを「心理的コスト」というのです。

 

FXはゼロサムゲームで勝率5割なので、心理コストがあると負けることとなる!

 

さて、このようなコストがある以上、勝ち負けが五分五分の勝負をしていると結局は負けてしまうことになるわけです。

 

つまり、「耳にたこができる」とお思いかもしれませんが、あえて重ねて申し上げますと、勝率3割、4割でも金額ベースでFXにおいて勝利するためには、敗北した際の損失額を小さく抑える必要があります。

 

FXで5割の勝率を上げられるというのはよほど優秀な方だということです。通常は、3割から4割を維持するのがせいぜいでしょう。

 

その勝率で、しかも上述の決して小さくない心理コストを含めた3つのコストを負担したうえで利益を出すためには、勝てる相場で大きく利益を上げ、負ける相場では損失は最小限に抑える工夫をすることが肝心なのです。

 

 

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