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FX入門〜初心者はリスクリターン特性と相関関数を理解し、国内外の株式や債券で分散投資!


FXは資産運用ツール!

 

FX入門者から初心者脱却を目指す方向けの、資産運用・分散投資としてのおすすめ始め方・やり方第6章のテーマは、「今井流FX常勝売買手法初級」。第2回目は年金運用のポートフォリオを例にした分散投資についての講義です。入門者や初心者の方には少し難しいかもしれませんが、頑張ってついてきてください。

 

突然ですが、ご自分の将来の資産について、考えたことがおありでしょうか。つい目先の生活に気が向いてしまい、将来のことはなかなかイメージしにくいかもしれません。FXをお小遣い稼ぎのために始めた方もいらっしゃるでしょうが、実はFXは、資産運用ツールとしても、十分な機能を果たしてくれます

 

元本保証がないFXは、余裕資金で始めることが不可欠です。それを踏まえたうえで、資産形成のための基本的な考え方をご紹介します。

 

投資の王道は分散投資!

 

まず、FXに限らずひとつの金融商品に全額を投資することは、避けた方が賢明です。リーマンショックなど何らかの要因で投資対象の価値が大きく下落した場合、投資資金が枯渇してしまうからです。それを避けるために行うのが、分散投資です。分散投資は、投資資金を複数の金融商品に分散して投資する方法で、投資の王道といわれています。

 

たとえば、現在のマイナス金利の状況では、すべての資産を日本の銀行の定期預金に預けていても金利は年1%にも満たず、資産を増やすことは難しいでしょう。かといって、すべての資産を株式だけに投資してしまうと、サブプライムローン問題から発したリーマンショック直後のように、資産が激減してしまう恐れがあります。

 

株式投資だけをみても、ひとつの銘柄に資金をすべて注ぎ込むと、その会社がもし倒産したらすべてを失います。逆に、複数の銘柄に分けて投資をすれば、株価の上下は複数社の値動きによって平均化され、価格変動の幅は抑えられます。

 

国内債券から海外株式まで、年金運用のポートフォリオにみる分散投資

 

分散投資は、運用期間や目標収益率によって、投資する金融商品の比率が変わります。ここで、長期運用の代表的な資産である年金運用のポートフォリオを見てみましょう。ポートフォリオとは、株や債券などで構成される保有資産のことを指します。図2は企業年金連合会のウェブサイト図表7資産構成割合の推移からの資料です。

 

図32資産構成割合の推移
図2 資産構成割合の推移

図2にあるように、企業年金は、国内債券、国内株式、海外債券、海外株式、その他(現金等)に分散投資をしています。さらに、それぞれの資産の中でも分散させています。

 

国内債券を例にとると、国債だけでなく地方債や社債など、さまざまな種類の債券に投資をしています。さらに、国債では短期・中期・長期、地方債では10年から15年の長期債が多いのですが、期間の異なる多様なタイプに分散させて、資金を預けています。社債にいたっては、いろいろな企業債権を購入しているわけです。

 

ハイリスクな株式とローリスクな債券、為替リスクのない国内資産とリスクのある海外資産へ分散投資!

 

分散投資で重要な点は、ハイリスクな株式とローリスクの債券という、ほぼ正反対のリスクを持つ資産に分けているということです。

 

また、為替リスクの有無という違いを持つ、国内資産と海外資産にも別れた国際分散投資を行なっていることも、大切です。投資先を色々な国に分散し、さらに投資資産ごとに商品を散らばらせることで、個々の資産リスクは高くても相関係数が働き、リスクを抑えながら安定収益の確保を目指すことができるのです。

 

国内債券、国内株式、海外債券、海外株式、それぞれのリスク・リターン特性と相関関数を知る事が分散投資の鍵!

 

参考までに、図3、図4で個々の資産のリスク・リターン特性および相関関数を紹介します。

 

図3 国内・海外の株式、債券それぞれのリスク・リターン特性
図3 国内・海外の株式、債券それぞれのリスク・リターン特性

 

たとえば、国内債券だけに投資をした場合、そのリスクは年率5.4%、期待リターンは年率3.0%であることを指します。これはあくまでも国内債券全体の平均値として捉えてください。一方、株式は、債券に比べてリスクも高い分、リターンも高いことがわかります。

 

図4 国内・海外の株式、債券それぞれの相関関数
図4 国内・海外の株式、債券それぞれの相関関数

相関関数とは、2つの資産間の相関(類似性の度合い)を示す指標です。原則として、単位は存在せず、-1から1の間の実数値をとります。1に近いときは2つの資産の間には正の相関がある(正比例=分散にならない)と表現され、-1に近ければ負の相関がある(反比例=分散になる)と表されます。0に近いときは、相関があまりないことを示唆します。

 

分散投資により、リスクを抑えてより高いリターンが狙える!

 

図4から、海外債券と海外株式の相関を見てみましょう。0.56と、正の中度の相関があることを指します。つまり、海外債券で収益が計上される際は海外株式でも上がると予想されます。

 

一方、国内株式と海外債券は-0.25と、負の弱い相関となっています。この2つの資産を同時に保有した場合、どちらかの資産が損失を出したとしても、片方の資産は収益を上げる可能性があることを、示しています。

 

例を挙げると、国内債券、国内株式、海外債券、海外株式にそれぞれ25%ずつ均等分散投資をした場合、年間のリターン(収益率)は約6.5%となり、リスクは7.2%です(いずれも1998~2008年の各資産の指数から実績を算出)。図3にみられるように、個々の資産ではリスクは高い反面リターンはさほど高くありませんが、分散して組み合わせれば、リスクを抑えてより高く安定的な収益を目指せることが、ご理解いただけると思います。

 

FXと国内や海外の株式や債券を組み合わせて分散投資を行うべき!

 

近年の年金運用では、損失を計上した場合、それがそのまま企業の損失とみなされます。そのため、ヘッジファンドや商品ファンドなどのオルタネティブ投資と呼ばれる、相場の動きに関係なく絶対収益を狙え、かつ、株式や債券と相関性のない商品を、一部組み入れるようになりました。

 

個人投資家のみなさんも、当然絶対収益は狙いたいところでしょう。そこで、国内の株式・債券、海外の株式・債券に、さらにFXを加えて、分散投資を行うのです。FXは、買いと同じ条件で売りからも入れるという特徴から、絶対収益を狙うのに効果的な金融商品だといえるでしょう。

 

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