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FX初心者必見!トレンド相場ではファンダ、ボックス相場ではテクニカル!


FXではファンダメンタルズテクニカルのどちらが重要?の脱初心者向け概論

 

FX入門者から初心者脱却を目指す方向けの、失敗しない始め方・やり方講義のテーマは今回から「今井流FX相場観作成手法」に移ります。第1回目は序章の「FX入門・初心者の規範はファンダメンタルズ、テクニカル、行動心理学!」で触れたファンダメンタルズとテクニカルの比較についてです。

 

第6〜7章で、FXで勝ち抜くためのテクニックである「FX常勝方程式」について詳しく解説します。しかし、この章でも内容がある程度重複になるかもしれませんが、重ねて強調しておきたい「相場観作成手法」について説明しておきます。それではファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の比較から初めていきましょう。

 

FXを行う際には、ご自分なりの相場観を身に付ける必要があります。相場観がなければ、どちらの方向にポジションを持てばいいのかわからないわけですので、当たり前のことです。

 

為替(FX)取引における相場観をつくっていくうえで、経済動向や政治情勢などに注目するファンダメンタルズを重視する投資家もいれば、チャート分析に頼るテクニカルを重視する投資家もいます。人それぞれだといえるでしょう。

 

どちらが正しいのかと問われると、困ってしまいます。世の中は、どうも二者択一を求める傾向が強く、ファンダメンタルズ派とテクニカル派の論争が起こりがちです。

 

実際にトレーディングを行う際には、「その両方が必要」だと考えておいたほうがいいでしょう。為替(FX)相場の状況に応じて両者を併用していくことで、より的確にご自身の相場観を組み立てられるはずです。

 

トレンド相場ではファンダメンタルズ、レンジ相場ではテクニカル

 

たとえば、為替(FX)相場が大きな転換点を迎えているようなときは、テクニカル分析、特にRSIなどのオシレーター系はほとんど役に立ちません。両国間の経済格差が明確になりつつある、米国が為替政策を大きく変更したときなどがこれに相当します。

 

ファンダメンタルズがターニングポイントを迎えたとき、言い換えると、ファンダメンタルズに基づく方向性に確信があるときには、為替(FX)相場が勝手にどんどん動いていくのです。このような相場展開の際は、テクニカル分析を用いても、特にオシレーター系は「売られ過ぎ」あるいは「買われ過ぎ」というサインを出し続けるだけで、そのサインに乗じてトレーディングをすると、むしろ大きな損失を出してしまいます。

 

ファンダメンタルズがすべてなどと申し上げるつもりは毛頭ありませんが、FXにおいて最初に見るべきはファンダメンタルズなのだとは、申し上げられると思います。ヘッジファンドにせよ、その他の機関投資家にしても、大きく資金を動かすときにチャートだけを見て判断を下していることなど、まずありえないでしょう。

 

なかには、前述したモデルファンドやCTAなどのように、オシレーター系のテクニカル分析を用いて売買の判断をする場合もあるでしょう。しかし、それは、変動の小さいボックス相場で短期的な売買を繰り返し、少しずつリターンを積み上げていく戦略を求められる際に活躍するタイプのシステムです。為替(FX)相場が一方向に大きく動くトレンド相場を捉えるためのシステムではありません。そこは、ヘッジファンドも使い分けをしています。

 

まずは、ファンダメンタルズに注目!

 

私自身も、まずは、ファンダメンタルズに注目します。ヘッジファンドにせよ、機関投資家にしろ、いちばん影響力のある投資家がそれを見ながら資金を動かすのですから、ある意味当然と言えましょう。経済情勢、為替政策、政治状況などを総合的にみて、為替(FX)相場の今後の動きについてのストーリーを考える。そのプロセスのなかで、この相場はある一定の目標まではどんどん上昇する(または下落する)という判断がつくのであれば、チャートは無視してしまいます。

 

ただし、「FX初心者必見!ドル円相場の1回の流れは3~4ヶ月、振れ幅は5~7円」で解説しましたように、永遠に上がり続ける(下がり続ける)為替(FX)相場などは、ありません。上昇するにしても下落するにしても、どこかの段階で、必ず限界がきます。限界に近づくと、値動きからはトレンドが消え、乱高下を始めることが、多いのです。そして、その後、いわゆるもみ合い相場になることもあります。

 

テクニカルは為替相場にテーマやトレンドがない時、さらに精神の安定に有効!

 

テクニカル分析は、本来どこでエントリーするか、どこでエグジットするかなどのシナリオを組み立てるときに使う手法ですが、「為替(FX)相場にテーマがない」ときにも使うことができます。

 

テクニカル分析といってもいろいろな種類がありますが、ご自分が得意とする手法を2つ、3つくらい取得しておけば、十分に対応することができます。相場が細かく上下動を繰り返すなかで、売られ過ぎ、買われ過ぎを判断しながら、トレードをしていけばいいのです。

 

図1 為替相場の力学のイメージ
図1 為替相場の力学のイメージ

 

さらに、テクニカル分析には、ある種、精神を安定させくてれる効果があります。過去の値動きを時系列で示すチャートは、いわば地図のようなものです。買いから入るにしろ、売りでエントリーするにしろ、自分自身がいまどこの位置にいるのかを把握することが、精神的な支えになってくるのです。

 

為替(FX)マーケットは常に不安定なので、自分の位置が確認できないと不安になってきます。チャートを見れば、「ああ、この辺でエントリーしたんだ」とか、「この辺の水準を切ってきたら危ないかな」などとビジュアルで自分の位置を確認できるので、明確な根拠はないにせよ、精神的な安定につながってくるのです。そうした意味においても、チャートをはじめとするテクニカル分析を無視することはできません

 

しかし、往々にしてテクニカル派を自認する方にみられるように、「チャートにはすべての要因が織り込まれているので、チャートだけ見ておけば十分だ」ということには、決してなりません。冒頭でも触れたように、むしろチャートが示唆してくれない動きの方が、大きな利益を出すためには重要になってくるからです。

 

以上をまとめると、テクニカルが効果を発揮するのは、為替(FX)マーケットにおいて仕掛けるテーマがはっきりしないとき、あるいはトレンドがしっかり形成されていないとき、ということになります。

 

テクニカルが3~4割、ファンダメンタルズが6~7割で使い分け、初心者は逆

 

逆に、トレンドさえしっかり形成されていれば、チャートは特に見なくてもいい、ということです。

 

ヘッジファンドも、テーマがないときは短期売買に徹し、2、3日くらいで売りと買いをひっくり返すことが、よくあります。しかし、トレンドが形成さえすれば、3ヶ月や半年程度はずっとポジションを維持し続けることも、珍しくはないのです。そして、その間は、為替(FX)マーケットもひとつの方向に進み続けます。

 

為替(FX)相場の展開に応じて、ファンダメンタルズとテクニカルの使い分けをする。あくまでも両者は、マーケットを分析するうえで両輪であることを、まずは頭にいれておくべきでしょう。

 

私自身は、為替(FX)取引においては、テクニカル分析が3〜4、ファンダメンタルズ分析が6〜7くらいの割合で考えています。上述のように、テクニカルで動く場合は、小さな動きですぐに元に戻るのに対し、ファンダメンタルズで動く場合は、激しく変動するので大きな利益を上げられるというのが、その理由です。

 

しかし、ファンダメンタルズを読むのは、簡単なことではありません。マクロ経済の知識やそれに基づく経験など、一言で表せないようなスキルが必要となってきます。それに対して、テクニカル分析は、もちろんシンプルというわけではありませんが、本などで勉強し、身につけることができます

 

個人投資家の方は、自信がつくまでは、テクニカル分析が6〜7、ファンダメンタルズ分析が3〜4くらいの割合で考えるのが、効果的なのかもしれません。

 

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