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FX入門者〜脱初心者向けコラム 勝負師は験を担ぐ

FX入門者〜脱初心者向けコラム 勝負師は験を担ぐ

FX入門者から初心者脱却を目指す方までに向けたコラムの第3回目。私の経験も交えながら解説していきます。

 

古来より日本では、特に勝負の世界において、「験を担ぐ(げんをかつぐ)」と言う言い回しがあります。一度は耳にされた経験がおありかと思います。

 

たとえばスポーツ選手が外出するときは必ず右足から踏み出すとか、受験や試合の前にはカツ丼を食べるといった習わしを、聞いたことがおありでしょう。

 

為替(FX)ディーラーも同様で、調子が良いときはずっと同じネクタイをつけているとか、どこかの店で飲んだ後に為替(FX)取引で大きな損失を出したならばそこには二度と行かないなど、こだわりを持っている方が多いのが事実です。

 

つくづく人間の考えることは同じなのだなと感じ入ってしまいます。また、自身の為替(FX)トレードの運と調子を確かめるための慣習のような行動さえも、取っているのです。

 

私自身も実は、いろいろと経験しています。まず、為替(FX)ディーラーとして駆け出し時代を過ごしたシカゴ駐在時の逸話です。

 

当時私は、時折、車通勤をしていました。アメリカ人というのは日本人よりもよく車線変更をする人種で、自分も負けじと、やたらに車線を変えていました。すると、車線変更がうまくいき隣のレーンの車をガンガン抜いていける日もあれば、逆に変更すればするほど抜かれていく日もありました。

 

そして不思議なことに、車線変更がうまくいった日は為替(FX)トレードも調子が良く、逆のときはうまくいかないことが多かったのです。冗談でしょうと思われるかもしれませんが、本当の話です。



 

そういうわけで、朝の車線変更の出来で「今日はいける!」「ああ今日は負けないように気をつけよう」と思ったりしたものでした。

 

東京に戻ってきてからは、朝の満員電車がその日の為替(FX)取引の調子を確認するための場所でした。電車に乗ると向かいに座っている方を眺め、「あの方は金融関係者っぽいから✖✖駅まで乗りそうだな」とか、「服装から見て作業系なので○○駅で降りそう」などと想像し、座りたいときには早く降りそうな方の前に立つようにしていました。

 

また、会社のビルに入ってエレベーターを待っているあいだに、「今日は右の真ん中!」などと、6つあるうちのどのエレベーターが自分の順番にくるかを当てるゲームをしていました。うまく当たった日は、「よし勘が働くぞ」とばかりにデイトレードで攻めまくったりしたものです。

 

おそらく同僚たちは、日によって私がエレベーターの中でニヤニヤしていたり、逆に妙に神妙にしていたのを見て、気味が悪かっただろうと思います。

 

私の場合は極端かもしれませんが、程度の差こそあれ、同じようなことをしている為替(FX)ディーラーは他にもたくさんおられると思います。野球のピッチャーでも投げる日によって調子が違うように、トレードの成績も本人の勘のキレや、さらにはバイオリズムなどに相当影響を受けているのではないでしょうか。

 

毎日家を出る前に見るともなくテレビをつけていると、各局とも「本日の運勢」のコーナーに非常に力を入れているのが分かります。「あなたの今日の健康運は?恋愛運は?金運は?」などという情報がこれほど支持されているところをみると、間違いなく運勢というのは人間の行動と深く関係していると思われます。

 

当然、為替(FX)トレードの調子とも無関係ではあり得ないと、改めて感じ入る今日この頃です。

 

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