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FX入門者〜脱初心者向けコラム 私の師匠

FX入門者〜脱初心者向けコラム 私の師匠

FX入門者から脱初心者を目指す方向けのコラムの第2回目。今回はFXでも師匠を持つべきという訓話です。私自身の体験に基づいてお話しいたします。

 

どんな世界でも、一流になるためには、先生や師と仰ぐ方がいるものです。習い事の世界においても、「お師匠様」から学ぶべきことを盗んでいくのが常道です。

 

私にも、為替(FX)トレードでの師と仰ぐ方 がいます。銀行時代の上司だった方 です。この方は当時周囲の為替(FX)ディーラー仲間内で「アジアのソロス」と呼ばれていました

 

普段は 机でじっと考え事をしていたりするのですが 、ある瞬間から 急に鬼のように売り続けたり、買い続けたり、ということをする人物 でした。そしてそういうときは、その後かなりの確率で、その方 がポジションをもった方向に為替(FX)相場が動いたものです。

 

また、帰り際になると、「ちょっとこのオーダー、海外に回しといて」と言われ 、メモ をよく渡されました。内容の多くは、買い下がり売り上がりのオーダーでした 。それが夜のあいだに海外市場で全部成立し、翌朝の東京時間には 為替(FX)相場が戻っていることが多く(つまり、うまく仕込んだり手仕舞ったりできていて)、「一体どうしてなんだろう」とびっくりしたものです。

 

同僚の為替(FX)ディーラー達 は、「あの方 は天才だから」といって別格扱いをしていました。しかし、私にはどうしてもそうは思えませんでした。感性(相場勘または相場感)だけで利益を上げて いるはずなんかない、勝っているには何か理由があるはずだ−−。

 

そしてある日 、その方が不在の 間にその席まで 行って「何か手がかりがあるのでは 」と探ってみたのです。すると、 なにやら落書きのようなものが書いてあるメモの中に 、鉛筆でいっぱい書き込みがしてある手書きのチャートを見つけました 。そこには、やたらと線が引っ張ってありました 。簡単にその意図が読めるようなものではなかったのですが 、じっとそれを見ているうちに、気が付いたのです、 「ああそうか、彼は“為替(FX)相場の力”を見ているんだ」と。

 

また、その方 は「他のディラーのポジション」を本当によく見ていました。同じ銀行内で調子の悪いディーラーが買うと売る、逆に調子の良さそうなディーラー と同じポジションに乗ってみる。まぁ、柔軟な考えをもった方でした 。



 

経済指標が 発表されたときは 、「細かいことはいいから、これは買いなの、売りなの。」とだけ尋ねるのです 。まさに、いかにも為替(FX)ディーラーという典型でした。周囲 がどう反応するかを知り、後はスピードが勝負!という姿勢に徹していたのでしょう 。

 

本人に確認していないので想像に過ぎませんが、まず ファンダメンタルズから基本的なシナリオをつくって待ちかまえ、次に周囲 の動きを探り、最後に チャートで相場の力強さやエントリーポイント などを確認するという、きわめて正攻法の手法を取っていたのだと思います 。

 

しかし、同僚のディーラーたちにはそれが分からなかったので 、彼は天才だとか感性で動くなどと言っていたのでしょ う。

 

私がこのサイトに記した内容 も、基本的にはその方の行動 を見て、自分なりに整理し、身につけたことです一般のFX個人投資家がこうした“師匠”に出会える機会はほとんどないでしょう。しかし、FX入門者や初心者の方はまず、共感できたFXのサイトや本などの中に「自分の師」を見つけてもよいのではないでしょうか 。

 

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